も〜えも〜えキュン!なんだそれ!くしいです。

日本のハードウェアスタートアップを牽引する存在である、皆さんご存知!株式会社Cerevoさん。「コネクテッド・ハードウェアで生活を便利に・豊かにする」を理念に掲げておられ、満を持してお引っ越しされたとのことでお邪魔してきた。

場所はDMM.comが日本のモノづくりスタートアップの新たな拠点として新設したDMM.make AKIBAという場所に入居されたとのことで、併せて色々とお話聞かせていただいちゃった。97記事目となる行ってきたシリーズ史上、最も専門用語の多い記事になる予感。11月11日からオープンした DMM.make AKIBA 、心してどうぞ。

前回のはこちら。
株式会社Cerevo に行ってきた!

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DMM.make AKIBA の入り口。電子錠ドアのむこうにドアがある。
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しかしこれはただのドアでどこにも繋がっていない。どこにも行かない、概念としてのドアなのだ。俺は何を言っているのだ。
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でも実は一番手前の赤いドアだけは部屋に繋がっているという不思議空間
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床はアメリカから取り寄せたという木材が敷き詰められている
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シェアオフィスとして利用できる共有スペース「Base」の入り口がこちら。広い!
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プレゼンしやすい
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六本木にある、IT業界の人が集うと噂の awabar を完全再現したというカウンター。パーティーの時はここを使うらしい。すんごい。
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こちらの床もアメリカン
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共有スペースにはなぜか俺の大好きな超短焦点プロジェクターがいくつも並んでる
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よーく見ると、カウンターのあたりの色が違うのがおわかりいただけるだろうか。これは、少しのスペースで同時にいくつものプレゼンを行えるというシェアオフィスならではの設計。おおおお。
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L字の向こうもさらにプレゼン可能スペース。そしてカジュアルに3Dプリンターのある風景。
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カウンターの下には電源が完備されているので働き放題
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コワーキングスペースとしても利用可能になっている。
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グループでの利用や打ち合わせなんかも出来るようホワイトボードで区切ることも可能。ここまで出た設備を利用するには月額2万円(初期費用2ヶ月分)となっていて、気軽に借りることが出来る。こりゃええわい。
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こちらは個室エリア、ずらりと並んでいる
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ドアは横にスライドするタイプの自動ドアになっていてスペースを最大限有効利用できる
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個室は全て3人用。いくつかタイプがあり、こちらは角部屋
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これは素晴らしすぎるのでは…
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通常はこういったタイプ。ほかにも窓がないタイプがあって、そっちのほうが集中できるのかも。
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以前お伺いしたアソビズムさんと同じビルなだけあって、ビルの共有部分は同じ(当たり前)
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ここがオフィスエリアの入り口で株式会社Cerevoさんが入っているエリア。まだ工事中で中が見えるけどそのうち見えなくなるならしい。
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おじゃましまーす、って広い!前のオフィスのギュッとしたカンジも好きだったけど、これはこれでシンプルなため過ごしやすそう。
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おっとこの後姿は
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出ましたイケメン、Cerevoの岩佐社長です。どうもどうも。ちなみに今回めっちゃ見切れて登場してくださいます。お楽しみに。
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社内の会議用のテーブルは作業中だったため工具が沢山
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スマートフォンで制御する「見せる」電源タップ、OTTOがあった
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かわいいなぁ。1つ欲しい。
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Cerevoさんのエリアは以上。ここから先は DMM.make AKIBA の設備を紹介!



岩佐さんが説明してくださるってんで共有エリアに出たら、Cerevoと一緒に DMM.make AKIBA へ入居した株式会社ABBALabの代表、小笠原さんがいた。何してるんだろう?と思ったら「あー!これ!あー!高いほうの!」と少年のように駆け寄る岩佐さん。ガジェット好きすぎ問題。
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これをアレに乗せたら超いいですよ!ほらほら! と大騒ぎしている岩佐さんを引きずってオフィス散策に戻る。こちらは音に関連した作業が出来る会議室とのこと。
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音に関連て何だろうと思ったら、吸音素材がビッシリと置かれていてすごい部屋だった。
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いくら大声出しても響かない!!!!!!わーーーー!!! はい。こういう円卓になっております。
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こちらは調整室的なところかな?
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フロアを移動してやってまいりましたよ… 総額5億円とも言われている機材の宝庫「Studio」エリア!こちらは月額1万5000円(初期費用2ヶ月分)で、冒頭に出てきた「Base」とセットだと月額3万円で利用可能。お得感ある!
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ウルトラ厳重であります
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部屋ごとに表示されている画面はタッチパネルになってる、ヒュウヒュウ
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大きな黒板はお知らせが貼ってあったり、イタズラ書きし放題だったりする
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スタッフめっちゃ募集しているらしいので興味ある方は是非!専門知識なくてOKとのこと
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まぁ書くよね。3Dプリンタで成形した 941 っと… ふふふ。
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こちらの重厚なドアはセキュリティカードをかざすと…
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シュッ!と観音開き。ショッカーのアジトみたいだ。
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中に入ると岩佐さんが「いらっしゃいませ〜」と待っていた。
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おおお、いきなりプロの空気が漂う空間
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貸出品や、販売しているものが並んでいる
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普段着で作業して機械に巻き込まれたりしないようにということで、作業着に着替えるためのロッカーを完備。作業着もレンタル出来るようになるとのこと。
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作業場の入り口には工具がズラリ
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「ここは正式な工場として認可をもらってるんですよ、はいこれが認可証」と撮影ポイントを熟知している岩佐さん。おそれいります。
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おおお… 普通に生きていてはまずお目にかかることのない機材ばかり
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はい、まずこちらのシルバーのどでかい寸胴みたいなものは水深30m対応のIPX8試験機。耐水圧試験を行うもので、製品を入れてコンプレッサーで圧をかけて使う。
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この超ぶ厚い扉を備えている個室っぽいのはシールドルーム。電波を内外から遮断できるもので、様々な電波に関わる試験をこの中で行う。
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このパッと見、電子レンジみたいなのは恒温恒湿試験機。製品の耐久温度や耐久湿度などを調べる。
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こっちの大きなオーブンみたいなのは急激な温度変化時の検査をする装置。よく「マイナス20度からいきなりプラス30度にしたいなー」ってことがあると思うけど、そういう時にはこれを使えばいい。
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こちらは温度のみの検査をする装置。あー、温度110度で一日放置したらどうなるか知りたいわー。
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こちらも郊外の家庭ならどこにでもある梱包振動試験機。スイッチ1つで配送時の振動を想定した試験が出来る。強弱を幅広く選べて便利。
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写真だけだとうまく伝わらないけど、もんのすごい揺れてる!
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作業部屋の出入口にはエアーシャワーがあって、通り過ぎるとプシュッと空気が出る
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この部屋ではCATIAというメカCADでデータを作成したり、3Dプリントしたりする
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CATIAというのは機械の設計に使われるメカCADで、ライセンスがウン百万もするのため個人利用が難しかったけど DMM.make AKIBA ではシェアライセンスで使えることになったので利用者は無料で使える。すごい! そしてこのマウスっぽいものは画面に写っているモデリングツールなどで3Dデータを「さわりながら」作っていける。操作させてもらったら、データがある位置は引っかかりを感じるようになっていて凄かった。
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データを作ったら並びにある3Dプリンターで出力。
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作業部屋に戻る。全景はこんなかんじ。
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こちらはよくあるレーザーカッター。最近だとカフェなんかにも置いてますね。
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木材なんかを焼き切ってくれる
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こちらはCNCという、ドリルでゴリゴリと成形してくれる機械
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上からギュイーンと削りだしてくれる
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こちらはCNCの「化け物」と呼ばれているタイプ
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右側に見えるドリルが上から下から右から左から縦横無尽に動いて削りだしてくれるというとんでもない代物。自宅に欲しいけど数千万クラスだとちょっと高いので無理かな〜。
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こちらはCNCを動かすためのエアコンプレッサー
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このエリアはよくある木とか鉄とかを切る機械が並んでる。
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サンドブラストでつや消し処理をする作業とかもサラッとできる
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いやはや、ホントすごい作業場だ。まだまだ終わらんよ。


ここは休憩スペース。
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実はお高いパントーンがさらりと置いてある
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ここから先は純粋に形を作るとかそういうことの先にある工程のエリア。この部屋な何かしら?
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エアスプレーで塗装をしたりする専用のお部屋。かなり特殊な加工まで出来る。
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真空状態をうまく使って、ゴムの型からプラスチック製の部品を何十という単位で作ることが出来るとか。
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これが型。
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この部屋はシルク印刷をするための設備
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ささっとこれでシルク印刷が出来る
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こちらは紫外線で型を抜くことが出来るという便利マシン
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皆さんのご家庭にもよくあるタイプのシルクスクリーン塗料
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ステッカー作りで四半期に一度は目にするであろうスティカもこちらにございます
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はっ!「一般的によく知られていますが」という前提で岩佐さんに何やら様々な機械を説明されているうちに「このお高い機材は常識的に知られているものなんだ」という書き方になってしまった。DMM.make AKIBA おそるべし。しれっと何か作りたくなる魔法にかかってしまう。

ここから先はガチ中のガチな方向けのエリアと思われる場所。何やらすごそうな精密機器が静かに出番を待っている雰囲気。
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これはベクトルシグナルジェネレーター。3GやLTEなど現行のものから試験電波まで様々な電波を発信することが出来る超ウルトラすごいマシン。
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こちらのロガーはセンサーさえつなげれば温度だろうが電圧だろうがとにかくなんでもログを計測できる機械。あー、この電圧にしたらここのセンサーの温度がやけに上がるなーとか相関関係がわかっちゃうというスグレモノ。
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こちらは赤外線温度センサー。超精密な基板の細かなエリアの熱を詳細に測れちゃうとんでもないもの。
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ストンとシンプルないでたちのこちらは破壊試験機。「iPhone6Plusってすぐ曲がるぜ!」みたいな実験動画で出てくる、製品に圧力をかけてどのくらいの重さに耐えられるかを実験する機械。
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こちらのお部屋は裁縫関連のことがまるっとできちゃう。ウェアラブルなアレコレが昨今増えておりますからな。それにしてもホントここの施設だけで何でも出来る。
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うわぁ、ひと通りなんでも出来そう
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データを入力するとかなり細かな刺繍を施してくれるマシーンとか
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テクスチャを塗って紫外線で硬化させる機械とかがある。
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紫外線で硬化ってのは例えばこういう
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こういうインクの厚みでデザインを表現するようなそういう系のやつ。
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他にも、まったく詳しくないけどかなり高度なことが出来るんだろうなぁと思われるミシンが多数。家庭じゃきっと購入するのに数年悩むレベルのもの。
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こちらの部屋はPCBAという部屋で、PCB=電子基板 で、AはAssemblyの略なんで、『電子基板への電子部品実装、ならびに検査』ってことでPCBAなんだそう。将来的に完全なクリーンルームになる予定。ここの機材だけでウン千万(後半)するとのこと…ひょええ
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これはPIDオートチューニング機能により理想プロファイルを記入するだけの簡易操作が可能な卓上型リフロー機。ハンダ付けが出来るマッシーンです。
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100分の1ミリ単位での誤差を確認したいなーって時はこの電子顕微鏡。
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隠れて見えない部分のズレが無いか確認したいなーって時に使うのがこちらのCTスキャン機器。
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んー、ちょっとズレてるなーと思ったら隣のハンダマシーンでササッと修正。便利な世の中。
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これはチップマウンター。チップの製造データを入れるとバシバシバシーっとチップを電子基板に取り付けていってくれる。
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1,000個程度なら作れるとのことで、規模感小さめなら量産体制ができちゃう。いやぁすごい。
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いやはやすごい。知識がある人は自分でやれるし、専門知識はないけどやってみたいという方には専門のスタッフが付いて指導までしてくれるというんだからすごい施設だ。岩佐さんやこの施設に関わった人たちの「ここをハードウェアスタートアップの拠点としたい」という情熱を感じた。なにしろ説明してくれる岩佐さんの楽しそうな表情がとてもよかった。
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はー、凄かった。お腹いっぱい。ハードウェアに関連したことがしたいという方は是非一度足を運んでみるといいと思います。






さーて、次はどこへ行っちゃおうかなー!