デデンー、くしいです!
IT系を中心に色々なオフィスを紹介しまくっている「行ってきたシリーズ」ですが、今回で174記事目となりました。いつもありがとうございます。
というわけで今回は!エンタメ業界のTOPを独走している(俺調べ)、Netflixの東京オフィスに行ってきちゃいました。いやはや、すごい。すごすぎてすごい。みんな大好きNetflixですよ。さっき確認したらわたくし、2017年9月からサブスク登録してるみたいです。上質なエンタメをいつもありがとうございます。
そんなかんじでね、早速行っちゃいましょう。「あの作品のあのキャラが!」が満載なオフィスをご堪能ください。れっつごう。
お邪魔しに行ったときはクリスマスシーズンということで、オシャンなオフィスもクリスマス模様。年末休暇に入っている方も多いようで、ゆったりな雰囲気が流れています。
受付はこんなかんじ、和風です。
普段の様子、かっこよすぎ
受付てきなエリアにはワークプレイスチームの方が常駐していて、色々と案内してくれます。
Netflixの箱に、イカゲームとかぐでたまとかONE PIECEとか色々。
小型のクレーンゲームマシーンがあり、ピンズとかグッズをもらえちゃう。無料です。
傘立てはずいぶんかわいらしい仕上がり。手作りっぽいですけどこれは?と聞いてみると「パッと見て傘立てだとわかりにくいので作っちゃいました」とのこと。来客への心配りがすごすぎる…
来客用のウェイティングスペースは広々。いや、広すぎる。
クッションたくさん。ひとつほしい。
そして突然のコダック!めっちゃかわいい。これは新作のポケモンコンシェルジュ関連っぽい。後ろのモニターにもちょうどカビゴンがいる!
受賞したものなのが色々と展示されていてすごいことになってる
こちらはアジアン・アカデミー・クリエイティブ・アワードで最優秀作品賞を受賞した浅草キッド
全裸監督のCMがACCグランプリ受賞したときの!
和室っぽいエリアもあって、小上がりで話すのが最高すぎる
完全にレベルが高い盆栽。毎週入れ替わるそうで、細やかに季節を感じられて最高。
こちらの仕切りは色がちょいちょい変わっていて、何かなと思ったら投影している映像にあわせて変わるんだそう。今は青っぽい画面なので青。こだわり凄すぎない…
ドーンと置かれたミニチュアセットはリラックマとカオルさんで実際に使われたセット。
Netflixみてる!
撮影に使われたくらいなので細部が精巧すぎる。持って帰りたい。
なるほどなるほど〜と歩いているとクリスマスツリーが鎮座
Netflixのプレゼント、一体何が入っているのかワクワクが止まらない…!
「この部屋けっこうすごいですよ〜」と連れられていくと普通の部屋。
と思ったら、すんごい扉の開きかた!!忍者屋敷かww いやこれ海外のゲストとか喜ぶやつ。(ちなみに扉はめちゃくちゃ重い)
昼はこんな雰囲気、よすぎでしょ…
そんなかんじで来客用の会議室とかがあるエリアへ突入。ONE PIECEのロゴと麦わら帽子がお出迎え。
来客用のお菓子やらドリンクが充実しすぎてる。
デデンー、水です。ちなみにNetflixを起動した時の効果音、私には「デデンー」に聞こえてるけどNetflixの公式イベントではTUDUM(トゥドゥム)となってるらしい。へえへえへえ。
来客用会議室、とにかく沢山ございます。
一番大きな通りでは、現在イチオシの作品が飾られている模様。みなさん幽☆遊☆白書みました?わたしは第一話のトラックのシーンで度肝を抜かれましたよ…あんなの日本で撮れるのかよ、すげえ。
そして突然のストレンジャー・シングス 未知の世界!大きな壁にアーティストの方が直筆で描かれたんだそう。この迫力、すごすぎる。写真だけでは伝わらないのがもどかしい…
周辺には歪んだ鏡が設置されていて、作品の世界観を絶妙にうまく表現してる
歪みつつ2面になってる不思議な鏡、すごい。どこで売ってるんだ。
こちらは試写室的なお部屋。音響設備が映画館のそれ。
ホームシアターってレベルじゃねえぞ……!
幽☆遊☆白書をチラッと流してもらったけど、音響が本当にすごくて「いろんなところから音がしますねえ!」と小学生のようなコメントをしてしまった。いやほんと凄いんだって。というのも、試写だけでなく「Netflixでの作品づくりはここまで可能性があるんですよ」と映像制作をする方に向けて紹介する部屋でもあるそうで本格的な映像体験ができるようになってるんだとか。すげ〜。
ここからはストレンジャー・シングス 未知の世界をイメージしたエリアだそう。雰囲気がめちゃよい。
ドデカメッセージエリアでもある
Netflixの赤っぽいモニターがあってかわいいと思ったらGoogle Jamboardでした。
視聴中
元々は何もなかったエリアだけど、会議室を出て立ち話をしている人がわりと多かったので机と椅子を追加したんだそう。優しさあふれる。
来客会議室はこんなかんじ、オシャン。
ドギャンと広いスペースもあって最高
NETFLIX! かっこよ
職人がひとつずつ手作りした彫金、のような天井(実際どうかは不明) いつまでも見ていられる。
会議室にはすべて名前がついていて、作品に出てくるキャラクターや役者の名前などがついている。こちらのお部屋の名前は「今際の国のアリス」からウサギ。
ちゃんとウサギのクッションがあって可愛い。
お隣の部屋には俳優さんがちょいちょい来るらしい、そう言われると無駄に座ってみたくなったりするミーハー心…
次の部屋はGame、これまたすごいお部屋なんですけども…
デデンー!スタッフの皆さんで作品を見たりして「こりゃ大ヒット間違いないっすな!」とか盛り上がるらしい。
広さもさることながら、この音響ね!本格的なスピーカーに、ドアも防音になっていて完璧。
こちらは社内用の会議室で、コンテンツやプランナーの皆さんがアイデアを出し合ったりする時に使うんだそう。たしかに真面目な会議室ではなかなかよいアイデアは出ない気がしますね!
いったん受付側に戻ってみましょう。イカゲームだ!
デデンとNetflixロゴ。YouTubeの盾がたくさんあってすごい。
なんとここには浦沢直樹先生がサラサラ〜と書いてくださったという直筆のゲジヒトが。うますぎる… 将来的には一般の方も見ることが出来るよう飾られるそうです。すご。
ここから先は社内限定のエリア。気になるものがチラチラ見えてる。
こちらにもイチオシ作品がズラリ。
ストレンジャー・シングス 未知の世界のあのピザ屋!記念撮影もできちゃう
まさか…あれは…
イカゲームのヨンヒ人形だ!!こえええええ!!!!!!
「撃たないでね…」と言いながら手を繋いじゃう。このヨンヒ人形はちょいちょいイベントのため出張に行ってるらしい。
隣は打ち合わせスペースになっていて、都市をイメージしているらしい。ここは北海道。人通りが多いので、マネジメントをしている方がよく座っているそう。
こちらは京都。コンテンツ担当の皆さんがお茶がてら雑談していた。オンラインでこういうちょっとした会話できないのを痛感するので、こういうスペースの重要さが身にしみる。
左は奈良で右は… そう、大阪!落ち着かないと思うけど、それがまたいい。
上のフロアへ続く階段もオシャン。
こちらの盆栽もまた一級品。ずっと見ていられる。あと団扇がかわいい。
クリスマス時期だからか、階段にはサンタさんからのプレゼントが入った靴下があり、自由に持っていっていいそう。「これ中身なくなったらどうするんですか?」と聞いてみたら、ワークプレイスチームの方がすぐ補充するんだそう。ホスピタリティが突き抜けてるんよ…
例えばどんなものが?と思ったらREBEL MOONのペンライト!いやこれ普通に入っていてよいのか…すごい。
お次は「DREAM TEAM」という名前の部屋。どんなかんじかというと… 円形!
ぐるり360度の円形会議室。この日は社内のヨガトレーニング実施日だったので準備中でした。Netflixデザインのヨガマットってあるんですね!
他の会議室はこういった雰囲気。じっくり話せちゃいそう。
廊下から見えるミッドタウンの様子も素敵
こちらは飲食が提供されているエリア。
夜まで働いているスタッフのために、ご自由に持っていってOKなコーナー。
振り向くとパンを温める用にアラジンのトースター。これめちゃいい。
チラッと見えて気になったのでは!? こちらはNetflixのデフォルトアイコンにも使われているChilleez (チリーズ)というキャラクター。人と同じくらいのサイズ感なのですごい存在感。
ご自由にどうぞーなコーナー。
今最も熱い作品、幽☆遊☆白書のノベルティだ!めちゃくちゃ気合入ってる。
こちらはランチが提供されるコーナー。夜なので終了しちゃってましたけども
お昼はこんなかんじ。うまそうすぎる!
冷蔵庫にはドリンクが沢山。全て無料です。
じつは人気があるという冷凍シリーズ。時間を問わず熱々を食べられるの、いいですよね。
キッチンには本格的なエスプレッソマシーンが!これは相当お高いものでは…
「よかったら一杯入れましょうか?」と人事のディレクターの方がエスプレッソを入れてくださることに。ありがたや。聞くと、Netflixの創業者がイタリアで飲んだエスプレッソが最高すぎたので全オフィスでエスプレッソマシンを体験できるようにしたんだとか。かっけぇ…。
めちゃくちゃ美味しいエスプレッソについ「ここで働かせてください…!」と千と千尋みたいなことを言いそうになるのをグッとこらえました。
冗談はさておき、様々な福利厚生は「プロスポーツ選手がエナジーチャージをする場所のようなもの」だそう。時には集中して忙しく働くスタッフのために提供できることを考えた結果、よいものを適切に準備しているんだとか。素晴らしすぎます。
こちらは交流の場所ともなっているコーナー。深夜食堂のカウンターっぽいなと思ったらまさにそれをイメージして作ったんだそう。最高か。
お菓子の品揃えも半端じゃない。一般的な会社のお菓子コーナーが町のスーパーだとしたら、ここは成城石井だね…(質の良い品揃えな有名スーパー)
配置の仕方にもこだわりがあって、ヘルシーなものは取りやすい上段・カロリーが高かったり塩分が多いようなものは下段に置いているそう。
ハーゲンダッツが無料なオフィス、初めて来ました。
野菜やフルーツ、牛乳、豆乳、オーツミルクなども完備。
こちらはスタッフの皆さんが集まるカフェ的なスペース。
プロジェクターがこちらと
こちらにもあって、社内イベントで使ったりするそう。作品に出演された俳優さんがきたりするそう。すご。
もちろんここでパッと仕事をすることも可能。ソファーの下に見えているのはコンセント。ちょっとした心配りが嬉しい。
カフェに隣接しているオープンな打ち合わせスペースのひとつ。「めし」と書いてあり人気があるんだとか。
こちらはスタッフの皆さんが荷物をおいているエリア。
ロッカーではなくカビーというそうで、鍵が付いていないのが特徴的。「一緒に働く仲間を信頼するのは当然」という考えがベースにあるからだそう。なるほどです。
廊下にもカビー。このベンチは「靴を履きかえる時に便利でしょ」という理由でサッと作られたんだとか。便利です。
社内をずんずん進んでいくと見たことがある絵?ポスター?が。
こ、これはー!近づきすぎてわからない。
ドット絵で表現された全裸監督でした、最高に面白かったですね。さて、この裏はどうなっているかというと…
リラックススペースになっています。ゆったり落ち着いて、また仕事に戻りましょう。
通路にはサクッと打ち合わせできるオープンなスペースが沢山。いくらあってもいいんですよこういうのは。
Netflix印の自販機のようなものがあり、PCやガジェットなどの周辺機器を持ち出せるものだそう。無料で利用できます。
ケーブルやマウスなど様々なものがあり、無料ではあるけれどコストは意識しようねということで値段が記載されてます。
こちらは執務エリア。通路からドアなどはなく、開かれたスペースになってます。
社内にこういうスペースあるのホント便利なんですよね。ちょっとした雑談から生まれるアイデアやコミュニケーションはとても重要。
このクッションひとついただけないかしら?
社内にはエリアごとに名前が付けられており、このようにわかりやすく手書きのストリートサインがあったりします。
席はこんなかんじ、バランスボールに座って仕事したってもちろんOK
全ての席に湾曲モニターが設置されてます。TYPE-Cケーブル一本で充電まで出来るからとっても便利。
椅子は世界最大のオフィス家具メーカー、スチールケースのもの。
こちらは社内にある個室の会議室。この椅子の正面はモニタになっていて手元のタッチパネルで操作可能。
部屋の予約をしておくと、ボタンをひとつ押しただけでGoogle Meetでの会議が立ち上がって打ち合わせを開始できる。カメラもマイクも完備されていてGoogle系のシステムと密接に連携できているので出来るスムーズさ。すごすぎた。
こちらも個室の会議室。パッと見は普通のモニターですけども
じつはGoogle Meetデバイスなので書き込めちゃうんですねぇ、こりゃ便利。
会議室は他にも色々あって、和室っぽい雰囲気だったり
リラックスした雰囲気のお部屋もあったり。ちなみに、こちらのお部屋のある部分にご注目いただきたいのですが
これ!!! ホワイトボードマーカーってどうしてもとっちらかるんですよ、それをきっちり整理できるようにしておく気遣い。オフィスはお金かけりゃいいってもんじゃないと思ってますが、こういうところがホント素晴らしいなぁと感動しました。
ちょっと落ち着いた雰囲気のお部屋があったりもします。
社内の執務エリアにもドドンとアートがあったりします。
よーく見ると、あの作品たちのネタが散りばめられています。
全ての机には非常時に利用するヘルメットと防災グッズが詰め合わせになったリュックが完備されています。Netflixロゴが入ったヘルメット、普通にほしい。
ここからは共用の部屋や設備などです。こちらは体調が悪い時に横になったりお昼寝をする部屋。
リラックスアイテムが充実しすぎています。
こちらはAll Gender Restroom、ウルトラ豪華です。住める。
こちらのマインドフルネスルームはヨガをしたりお祈りをしたりする用。
こちらは授乳室、温度調整できるポットや冷蔵庫などが完備されてます。椅子はゆらゆらと揺れるもの。親子でリラックスできますね。
こちらはシャワールーム2つあります!自転車で通勤したりする時にとても便利ですね、めちゃくちゃ広い。
はいっ!!!!というわけでNetflixの東京オフィスでした。
entertain the world を目指しているだけあり「自分たちも、来てくれる人にもNetflixが体験できるオフィスでありたい。お互いインスパイアしながら楽しく働ける環境を作りたい」いうことが体現されている環境でした。忙しく働くスタッフのため、必要なところにしっかりと予算をかけつつ心配りも忘れないというバランスがすごかったなぁと感動しました。
そんなNetflixさんですが、様々な職種で一緒に働く方を募集中とのこと。高いレベルでプロフェッショナルな環境に身を置きたい方はぜひ。
→Netflix Jobs
さーて、次はどこへ行っちゃおうかなー!
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