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たまに面白いことをいうブログです

海辺のカフカ文庫化にあたり


久しぶりに村上春樹読んでます。
海辺のカフカが文庫になったのは知っていたんですが
本屋によったついでに探してみたら「文庫化記念フェア」みたいのを
やっていて、他にも色々と買ってしまいました。



で、買ったのは
海辺のカフカ、上下巻
ノルウェイの森、上下巻
・やがて哀しき外国語
神の子どもたちはみな踊る
のいずれも文庫版です。
(というか、海辺のカフカはハードカバーで持っているので
特に文庫版を買う必要がなかったのは内緒なんですが)

村上春樹は兄の影響もあり、高校生くらいの多感な時期に
没頭して読んだ記憶があります。
見事に村上ワールドに引きずり込まれたのもあってか
孤独志向で、細かいところに気難しくなり、天邪鬼で、
ある瞬間だけキザになり、論理的思考の持ち主、という
危ない傾向になりました。てへへ。

まぁでも、ある時期にハタと閃いて村上春樹を読むのをやめたんですが
一度読んだものをもう一度読み返すと、これはこれで新しい発見が
あったり、当時は若すぎてわからなかったことが実体験に伴う理解と
あいまってわかるようになっていたりと、面白く感じられる今日この頃。

読むのを意識的にやめる時期を設けてよかったな、と今は思いますが。


それにしても、海辺のカフカから3年も経ったのかと思うと
人生あっと言う間だなぁと感じます。う~ん。