これまで1979年にデプロイされてから、当ブログの著者は1年に1度のメジャーアップデートを実施してきました。2023年1月に公開されたver.44では「指定難病罹患への対応」として、大きな変更が数多く加えられました。リアルアバターの外観に多少の変化があり、挙動についてはしばらく慣れが必要になるかも知れませんが皆様のご理解とご協力をいただければ幸いです。
現在、2022年12月に専門医から下された「膠原病に伴う器質化肺炎と皮膚筋炎」という診断結果に伴い、自治体に対して指定難病患者の認定申請を行っています。参考：指定難病50 皮膚筋炎
申請状況などの最新情報はTwitter @941でご確認ください。
ver.44では以下のアップデートを適用しました。
- 最大HPの上限を変更
複合的な要因により最大HPを75%に変更しました(ver.43までを100%とした場合)
- 取り込める血中酸素濃度を変更
肺の器質化に伴い、取り込める血中酸素濃度を通常時は95%・運動時は最大で91%程度に変更しました(一般的な正常値は96-100%) これにより、不意に立ち止まり大きく深呼吸をするアクションが追加されました。
- 移動速度と連続移動可能距離を変更
血中酸素濃度の取り込みが低下したことにより、歩行での移動速度を60%程度に変更しました。また、これまで最大2時間程度可能であった連続移動可能距離を大幅に縮小しました(テスト未実施)
- アクション「走る」「階段を上る」を削除
これまで常識的な範囲内の速度で実現していましたがハードウェア性能の変更に伴い削除しました。
- 活動時間の短縮
ver.20で実装された「活動時間の限界突破機能(業務換算で月に60時間までの追加残業)」について、ver.22で大きな障害が発生して以来、修正を加えつつ運用をしてきましたが今回のアップデートで機能削除されました。趣味に費やす時間についてはこれまでと比較して30%減となる見通しです。
- 投薬対応を追加
免疫系の治療のため、長期的なステロイド投薬を行います。また、免疫力の低下を抑制・骨粗鬆症の予防などの目的で複数種類の投薬を行います。この投薬により、ムーンフェイス・体重増加・脱毛・増毛などリアルアバターへの影響がありますが、年単位での経過観察が必要なのでそっとしておくことを推奨します。
- 大規模なオフラインイベント参加機能を削除
免疫力の低下に伴い、数百名以上が参加するオフラインイベントへの参加機能を削除しました。なお、一般的な公的機関での移動・少人数のイベントに関しては影響ありません。
- 定期的な通院対応を追加
2週間の入院対応後、2023年1月より隔週で4時間から5時間程度の通院が必要となりました。
今回のアップデート内容で削除された機能については再実装される予定がありますが、時期は未定です。
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というわけで、色々と変更がありますが宜しくお願いします。
画像は、奥さんが誕生日にくれた「無印良品の刺繍サービス」で作った指定難病50番パーカー。最高。
2023/03/30 追記
申請が無事に通ったようで名実ともに指定難病50番（皮膚筋炎/多発性筋炎）の患者になった！医療費を負担してもらえるのでありがたい。 pic.twitter.com/Wl0jhSiTvR
— 941 (@941) March 30, 2023
