報道などでご存知の方も多いかと思いますが、会社がお引越しします。来週から新しいオフィスでの勤務になるので六本木ヒルズは今日でお別れなわけです。私が入社したのは2004年の9月なので約3年通ったという計算になりますか。まぁ3年というのは区切りがいいのでたまには振り返ってみようかなと。

私は入社して3年になりますが、ライブドアとの出会いは7年前でした。
当時の私は大手モバイルサイトの企画とディレクションをメインに行う会社でアシスタントをしており、システムを担当してくれていたのが「オン・ザ・エッヂ(現ライブドア)」という「知る人ぞ知る」技術の会社でした。本当にこのオン・ザ・エッヂという会社はすごいところで、あまりweb系の仕事をした経験がない当時の私でも「なんかこの人らスゴイぜ」と思ったものです。会社が違うとはいえ、プロジェクトを共に進めているだけで誇らしい気持ちになったものです。表面上の形式ではなく、結果でモノを言うタイプだったように思います。

(中略)

というわけでめでたく2004年にライブドアに入社した私は獅子奮迅の活躍をするべく頑張っていたわけですが、1年ちょっとした頃くらいに辞めたくなったんですね。私は「ストイックで強くてカッコいい技術者」と一緒に仕事がしたくて入社したのですが、当時は堀江さんが好きで入社してくる人が大勢いて自分とは考え方が全く違う人が多かったように思います。期待していた環境とも正直言って違いました。違っていった、が正しいかも知れません。そういった人達とうまくやっていけそうに無いと考え「退社したいのですが」と申し出たところ、当時の上司が熱心に引き止めてくれました。具体的に言うと残暑の厳しい夜のベランダで2時間半ねばられました。その上司というのが、今の出澤社長です。

辞める段取りが着々と進み、引継ぎも完了した時点での「やっぱ辞めません」宣言だったので一般的にいうとかなり抵抗があるものですが、実務とは直接関係ない部分で果たすべき約束をかわしたので恥ずかしいとか思ってる暇はありませんでした。ただ、孤軍奮闘とまでは行かないまでもなかなか協力者を得られずに苦労していました。

そんな中、弊社の技術者たちと実務以外のことを色々と話す機会があり、自分が抱えていた悩みも吹っ飛ぶような思いをしました。彼らの常に本質を見る眼に驚き、技術力の高さに尊敬の念を抱き、バカっぷりに爆笑しました。彼らと話しているうちに「自分は一人じゃないのかも知れない」と思えるようになっていたのかも知れません。当然このBlogも見られているんですが、あなた達と出会い、僕は救われました。本当にありがとうございます。やべ、ちょっと泣きそう。
これからも愚痴を言い、時には強烈にDISりあいながら、高いハードルを一緒に越えていきましょう。


今振り返ると、入社前の私は「自分さえよければいい」と考えている人間でした。今もライブドアに残っている仲間達や、その出会いに繋がるまで辛抱強くワガママな部下を育ててくれた出澤社長が自分を変えてくれたのだと思っています。


さようならヒルズ。
場所がどこであろうと関係ないから、特に思うことはないよ。